ダンボルギーニが生まれた背景には、今野梱包さんのある特徴があったからではないでしょうか。
こちらは、ランボルギーニとの共演で話題となっているダンボルギーニ。

これ、全部ダンボールで作られているのです。
大きさは原寸サイズ。
イタリア生まれの高級スポーツカーのメーカー「ランボルギーニ」をダンボールで作っていることから、遊び心を交えて「ダンボルギーニ」を命名しています。

梱包材加工会社の「今野梱包株式会社」の有志6人が、仕事の暇を見つけては半年かけて制作した力作です。
ダンボールながらも、500もの部分から作られているダンボルギーニは、今野英樹社長自らが図面を引いたことによって制作が始まりました。
ローカルニュースを見てたら、段ボールで作ったランボルギーニで、ダンボルギーニ…>< 段ボール会社の社長の遊び心っぽい。 pic.twitter.com/7n5Gwh87i1
— ミトス@宮城 (@mitos7) 2015, 12月 18
12月23日にオープンする女川町の駅前商店街「シーパルピア女川」にて披露されます。今のところこの日だけですが、今後、他の場所で見れる機会が出てくるかもしれません。
コラボを申し出るランボルギーニ麻布店も素晴らしいですね。
大震災では避難所の間仕切りも
ダンボルギーニを作った今野梱包さんは、3.11の東日本大震災には避難所で間仕切りを提供したことでも知られています。
好きな形にできて丈夫なダンボールは、全くプライベートがないなかで、大切な間仕切りとなったことは想像に固くありません。
この数年で二度もニュースになった今野梱包さん。
しかし、これだけではありません。

今野梱包さんのHPを見ると、ガンダムや家具、スマホケースから恐竜の模型、カバンや勉強机、クリスマスツリーまで幅広くダンボールで制作しています。

なんだか、小学校の自由研究のようでワクワクしますね。

「“こんなもの”ができればなぁ〜」という言葉に対し、「おまかせ下さい!」というキャッチコピーもついています。
ランボルギーニが生まれた背景には、普段からダンボールでありとあらゆるものを作っていた挑戦があってのこと、だったのですね。
>>今野梱包株式会社の公式HP