ディズニーヴィランズをはじめ、ディセンダントなどの悪役が人気です。

ここにきて、ディズニーの悪役が人気急上昇の理由を考えてみました。






最近のディズニーは悪役が大人気!

2015年のディズニー・ハロウィンはディズニーヴィランズ・悪役たちが大人気でした。

ハロウィンも最終日に近づくとヴィランズファンが殺到、ヴィランズたちを近くで楽しめるセイリングでは5時間や6時間待ちの施設が出たほどです。

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さらに、悪役たちの子どもが主役である、異色のディズニー映画「ディセンダント」も大人気。
これほどまでディズニーの悪役が注目されたのは、史上初ではないでしょうか。

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なぜ、今悪役なのか。

2015年のヴィランズのヒット、そしてディセンダントの人気具合。
(正確にいうと「ディセンダント」の方が先です。アメリカで今年7月に既に大ヒットしているので。)

悪役ヒットへの流れには、「アナ雪」が大きなキーポイントとなっているのではないでしょうか。
 
 
「ありのまま」から「悪役」へ

2013年にはディズニー映画「アナと雪の女王」が大ヒット。

「レリゴー、レリゴー」で大ヒットした"レット・イット・ゴー"のメッセージ「ありのまま」が大ウケしたことは記憶に新しいです。

アナ雪では、それまでの"理想のヒロイン像"を大きく覆すものでした。

可愛らしくて美しくて、それでいて王子様にも愛されて。
これまでのディズニー映画は、最初は不運でも最後は幸せになるというシンデレラ・ストーリーがベースとなっています。

しかし、アナ雪でそれを覆します。
大きく変わらなくても、今のままで、ありのままで良いんだよというメッセージを私たちに語りかけました。


こそして2015年。

アナ雪から2年がたって、ディズニーが持ち出してきたのは「悪役」。
しかも、「悪役」そのものよりも悪役の周辺の人物達に大きくスポットが当てられています。

「悪役」よりも下の立場にスポットが
ディズニーハロウィーンでは、悪役たちの「手下」が大ヒット、
そして映画「ディセンダント」では、悪役たちの「子ども」たちが主役となっています。


悪役そのものではなく、その周辺の人たちにスポットが当てられています。
もう少し詳しく言えば、「悪役」よりも立場の弱いキャラクターたちです。

アップルポイズンやマルフィ、ジャックハートなどのヴィランズの手下たちはマレフィセントなどの親玉には逆らえず
マルやイヴィ、ジェーンなど、ディセンダントの子どもたちは、親よりも弱い立場にあります。


彼らは、王子様やプリンセスといった「私が主役!」という堂々とした立場ではなく、まわりの人間関係に悩みつつも自らの立ち位置の中で、必至にその役目を果たしたり、考えながら生きています。


マイナスや欠点を持つキャラクターたち。
ボスがいて逆らえなかったり、親のレッテルを貼られてしまったり。
完璧ではなく、何かしら欠けたりマイナスの要素を持っているキャラクター達が活き活きと活躍しています。


アメリカでは富裕層と貧困の二極化が進み
日本でも、皆が中流意識を持っていた自体は過去のものとなり、その差はさらに広まっています。

それぞれの立場で閉塞感を覚えるなか、
ディズニーキャラの「悪役の下っ端達」「悪役の子どもたち」という、欠点やマイナスの要素を抱えたキャラクターの方が、正義と愛を歌うプリンセスや王子様よりもよほど親近感が湧くのではないでしょうか。

もちろん、夢を与えてくれるキラキラとしたプリンセスたちは必要ですが、その反対にある「闇」にも、等身大の「リアル」が透けて見えるもの。

弱さや欠点・矛盾を抱えながらも、必至にがんばっている姿に共感や親近感を覚えるのかもしれません。
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