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死に至るほどの猛毒を持っているカエンタケキノコ。食べるだけでなく、触ることでも炎症になるので注意が必要なキノコです。
カエンタケとは?
カエンタケというのは、このようなキノコです。

写真はwikipedhiaからお借り。
漢字で書くと「火炎茸」。炎症を起こすことからつけられたのでしょう。
真っ赤な角ををしているので分かりやすいです。この赤は毒キノコの「毒」が発生させている色。
致死量わずか3gという猛毒を持っています。運良く回復しても、後遺症を残すこともあります。以前はあまり見かけませんでしたが、最近、奈良県では大量発生したことで「あさチャン!」などでも放送、注意が呼びかけられています。
カエンタケ以外にも、キノコには毒を持っているものが多くあります。図鑑に載っているものと見た目が似ていても別の種類のキノコということもあります。森や雑木林でキノコを見つけても、簡単に触らないようにしましょう。
《注意》似ているキノコ・ベニナギナタタケについて
赤いキノコで、食べられる「ベニナギナタタケ」というキノコもあります。
が、色や形が似ているので間違えやすい種類としても知られています。

画像は「きのこ百科」から。http://www.kinokonet.com/kinoko/2012/08/post.shtml
2000年には、「ベニナギナタタケ」とカエンタケを間違えての死亡例も出ています。しかし、ベニナギナタタケは食べても苦く美味しくないとのこと。
いずれにしても、赤いキノコを見つけたら「触らず・食べず」が懸命です。
※もともと、カエンタケは日本には少なかったといいます。
最近増えているのは、「ブナ枯れ」が原因かとも言われています。人と自然との暮らしも考えさせられますね…。
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